

北海道沖では、5月下旬頃から中規模程度の地震が相次いで発生していて、危険視されている領域でもあるため、警戒度を上げている状態です。
2009年以降M6.5以上を観測する地震が、長期的な静穏状態となっていましたが、2020年代に入ると徐々に活発化へと転じ始めている推移となっていて、再びM7以上の地震いつ起きてもおかしくはない状態となっています。
これらの活動が、大地震に直結するかどうかは分かりませんが、少なくともこれらの活動は千島海溝沿いの活動に起因するものと考えられ、前駆的地震活動として発生している可能性も否定はできません。推移状況はたった数日、数週間という短期間で判断できる現象ではありませんので、推移状況は様子見としています。
いずれにしても確実に危険度が高くなり続けている領域であるということは変わりませんので、対策をしていない人は早めに対策するようにしてください。